外国人技能実習生の宿泊施設における私有物収納設備の設置が問題になっています。
これの設置について、どのようなものを設置すればいいのか、そもそも必要なのかと疑問に思う方が多いです。
今回はこの私有物収納設備について書きたいと思います。
こんな方におすすめ
- 外国人技能実習生を雇っている方
- 外国人技能実習生の私有物収納設備で迷っている方
この記事の権威性
- 外国人技能実習生の生活指導員
- 外国人技能実習機構の監査を受けました
外国人技能実習生の為の私有物収納設備とは
実習生のプライバシーや貴重品を守る金庫のようなものになります。
実習生の部屋が個室で施錠可能な場合は設置の必要はありません。
理由は簡単です。
実習生のプライバシー保護を目的としていたり、貴重品が盗まれないようにするためです。
これを設置しなければいけなくなった背景には、実習生同士のトラブルが起因しているようです。
実習生同士で、財布が盗まれた、アクセサリーが盗まれた、財布から現金が抜き取られている、などといった犯罪が増えてきていることにあるようです。
そして、その私有物収納設備の条件として
・身の回りの品を収納できる一定の容量があること
・施錠可能、持ち出し不可なこと
であることが必須の条件となっています。
その通りです。
結構ざっくりな条件です。
例えば、身の回りの品ってなに?といった感じですよね。
ここでいう「身の回りの品」とは、盗まれたら嫌な貴重品という捉え方をしましょう。
例えば、財布、現金、カード類、通帳などが考えられます。通常、鍵付きのロッカーに入れて保管するようなものが該当します。これらが入るようなものを準備しましょう。
これも疑問に思う方が多いです。
「持ち出そうとすれば何キロだっていけますよ」
と思う方もいると思います。
確かにそうです。持ち出そうと思えば、多少重くても持ち出せてしまいます。
実際に外国人技能実習機構にもこのような問い合わせがあるようです。
答えは
「常識の範囲内で考えてください」
だそうです。逆に明確に何キロ以上等の条件が決まっていないので、物選びも選択の幅が広がるでしょう。
いや、
3年に1回は確実に来ます。
その時に宿舎も見られることが多いです。
その時に私有物保管庫がないと、監査で指摘されます。
そして、設置して写真を送らなければいけなくなります。
外国人技能実習生の私有物収納設備におすすめの金庫
ズバリこちらです。
価格:18,920円 |
これオススメです。実際に監査で指摘されてからこの金庫を設置しました。
これは、機構の方とやり取りをしながら物を選びました、ダイヤル式の金庫で複数の技能実習生を雇っている企業でも安心して設置ができます。場所もそこまで取らないのであまり大きいものは置けない・・・・といった方にもオススメです。
見た目の割に深いので案外物も入ります。
固定用のビスもついているので、「持ち出し不可」の条件にもしっかり適合します。
暗証番号の設定も意外と簡単です。
キューブボックスも考えたのですが、
・場所を取る
・持ち運べてしまう
といった理由でやめました。
安くてよかったのですが、条件に適していないため却下となりました。
お値段も6人分と考えれば一人当たり3,153円とお手頃価格となります。
何を買えばいいか悩んでいるかたがいれば、この金庫を買って設置すれば間違いないです。
まとめ
外国人技能実習生の私有物収納設備についていかがでしたでしょうか。
条件に合ったものがなかったり、どれにするか悩んで結局放置している方も多いのではないでしょうか。
ただ、何もしていないと監査で指摘されるだけです。
その前に手を打っておきましょう。