生命保険営業 転職

【ぶっちゃけます】保険屋に向いている人と向いていない人

今回は保険会社を1年半で辞めた私が、保険会社に勤めるにあたって向いている人と向いていない人を紹介します。

ネットを見るとよく見る、「清潔感がある」や「本当に人の為になる仕事がしたい」「責任感がある仕事がしたい」といったことは、保険営業でなくても当然のことなのでここには書きません。「ぶっちゃけ」を書きます。

この記事の権威性

  • 元生命保険会社で営業の経験あり
  • 長く続けている人とすぐに辞めた人、どちらも見てきた経験あり

こんな方におすすめ

  • 生命保険会社に転職しようと考えている人
  • 生命保険会社への転職を迷っているが、向いているのかどうか分からない人
  • 現在生命保険会社に勤めていて辞めようと思っている人

 

保険会社に向いている人

歩合制の営業をやりたい人

保険会社の多くは歩合制を採用しています。要は、契約を取れれば給料は高いですが、取れなければ給料は雀の涙ということです。保険会社の給与は、基本はお客様に払ってもらっている保険料が原資になります。最初の2年間は契約も全然ないのである程度会社から給与をもらえますが、それも何カ月が毎に減っていきます。稼いでいる人は年収数千万円の人もいます。逆に稼いでいない人は、年収200万円を切る社員もいます。

ちなみに、保険会社は

プロセスがほとんど評価されない

成果主義の会社です。

一般的な営業職であれば数字で評価されるのは当然ですが、その時プロセスも評価されますよね。そのプロセスは保険会社において評価されません。

また、社内営業や上司のご機嫌をとるのも無駄です。

数字が全て

です。数字がすべての方がよいという方には向いています。

 前回の記事で、

「頑張っても頑張らなくても変わらない人生だったら頑張れない」

というすばらしい言葉を紹介したと思います。これは言い換えれば、

「成果を出しまくっても変わらない人生だったら頑張れない」

と言い換えることができます。これは、一般的な企業の給与体系を使った、うまい言い回しだと思います。なぜなら、一般的な企業の場合、どんなに苦労していい成績を出しても上がる給与はたかが知れているからです。「こんなに頑張っているのにこれだけか・・・」と思っている人には、うってつけの話なんですよね。

一般的な営業職であれば数字で評価されるのは当然ですが、その時プロセスも評価されますよね。そのプロセスは保険会社において評価されません。また、社内営業や上司のご機嫌をとるのも無駄です。数字が全てです。数字がすべての方がよいという方には向いています。実際に入社して稼ぎ続けている人も稀ですがいます。離職率は9割です。

お金を稼ぐためなら何を失うのも恐くない人

自分の給料のためなら人間関係をぶち壊されてもいいという人は向いています。

理由は、「保険屋」という世間のイメージのせいです。入社してからの研修が終わり、いよいよデビューとなります。では、誰から保険の話をするのでしょうか。

そうです、身内の家族や親せき、スマホに登録している友人から話をします。

ここからは私の経験談ですが、スマホに登録している友人に電話をします。

「○○生命に勤めているんだけど、一度話をきいてくれないか」といった電話を一人一人にします。

「保険はいいや」

といったお断りや、

「忙しい」

といったお断りは日常茶飯事です。私も友人に電話をして、実際に商談をして成約にいたったケースもありますが、

「自分の給料の為に犠牲になってもらっている」

という思いを強く感じていました。また、その保険の電話のせいで、今まで友人だった人と連絡が取れなくなったケースもかなりあります。とても仲の良かった友人だったのでとてもショックでした。

保険屋に向いていない人

 逆に向いていない人は上と逆の人といった感じになります。追加で挙げておきます。

貯金がない人

 転職前に貯金がない人は保険屋には向いていません。保険会社の給料は事業所得となるケースが多いからです。

 例えば、商談の時に喫茶店を使うのであれば、お茶代等も自分で払わなければいけません。車を使うんだったら、ガソリン代ももちろん自分持ち、プレゼントやノベルティも自腹です。事業所得なので確定申告の際に経費として計上はできます。

質問!いくら貯金があればいいですか?

それはその人の生活状況やターゲットのお客様によって変わりますが、保険営業に使えるお金として最低100万円はあった方がいいです。

なぜかというと、行くお客様によって変わるからです。遠方にしか知り合いがいないという場合は、交通費やガソリン代は当然多くかかりますし、どうしてもいいホテルの喫茶店などで商談したい場合は経費が掛かってしまいます。スーツや鞄だって買わなければいけないかもしれません。いろいろな経費が掛かってくるのである程度の貯金は準備しておくようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。保険屋に向いている人は、成果報酬型に憧れている人、自分の給料の為なら何を失っても恐くない覚悟ができている人です。「人の人生に関わりたい」や「保険の大切さを多くの人に教えたい」といった理由ではやっていけないのでよく考えてくださいね。

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