生命保険会社(特に外資系)の採用はヘッドハンティングが基本です。
採用に伴い面接もあります。
面接の前にガイダンスが3回あり、その後2回面接がありました。
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今回は、私が実際に面接を受けて聞かれた内容を紹介します。
こんな方におすすめ
- これから生命保険会社の面接を受ける方
- 生命保険会社への転職を考えている方
この記事の権威性
- 元外資系生命保険会社外交員です
生命保険会社の一時面接で聞かれた内容
面接では様々なことを聞かれて、面接の内容から対象者を「対人影響力、説得力、コミュニケーション力、・・・」10項目以上で審査をします。
その時に面接官に聞かれた内容を書いていきます。一次面接の面接官は、所属する支社のマネージャー4人~5人です。
①志望動機
これは確実に聞かれます。
ガイダンスを聞いて、御社の生命保険に対する考えに共感し・・・のようなことを言えば間違いないです。
特に外資系の生命保険会社は、国内の生命保険会社を敵対視していますが、真っ向から否定することを面接で言うのはお勧めできませんので、「正しい生命保険を多くの人に広めていきたい」のようなことでも問題ないです。
②長所・短所
長所や短所についても聞かれます。
特に短所については、その短所をカバーするためにどのようなことを心がけていますか?ということも聞かれましたので、しっかりと準備しておきましょう。
③仕事をするうえで大切にしていること
仕事観が問われます。
私は「依頼事をいただいたらすぐに対応するようにしています」と答えました。
④大切にしている信念や考え
準備していないとすぐに答えるのが難しいかもしれません。
私は「自分がしてほしいことを相手にしてあげるように心がけています」と答えました。
自分が大切にしていることと、その理由についてしっかりと準備しておきましょう。
⑤先週の一番忙しかった日のスケジュールを教えてください。
これはあまり転職の面接では聞いたことがないですよね?
これは「手帳を見てもいいよ」という指示がありました。
あまり思い出せなくて少し時間がかかりましたが、正直に答えれば大丈夫です。
⑥あなたの一番の友人とその理由を教えてください。
これを聞くことで、その人の周りにはどのような友人がいて・・・といった判断材料になります。
入社して、研修が始まりその中にテレアポがあります。もちろん面接のときに言った友人にも電話を掛けることになると思います。
⑦周りはあなたのことをどう思っていると思いますか。理由も教えてください。
自分の周りの人の評価ですね。
これは自分の想像でいいです。今まで友人にこんなこと聞いたことある人ってなかなかいないですよね(笑)
「こう思われているんだろうなー」でいいです。
ただ、その後に
「じゃあさっき言った友人に確認してみてもいい?」
と聞かれます。正直「は!?」て感じですよね。
私は「いいですよ」と答えました。
結局電話はしなかったんですけどね。
ざっくりこんな内容でした。他にも雑談があったりと実質30分程度です。
何日か後に「面接の結果が出たので会いたいのですが・・・」といった電話が来ます。
これは合否に関係なく直接会って結果を通知するという決まりのようです。
合否が告げられ、面接で審査された様々な項目の中から一番良かった項目と、一番点数が低かった項目を伝えられます。
そして合格していれば二次面接の段取りとなります。
生命保険会社の二次面接で聞かれた内容
二次面接はさらに上の方と面接です。
ブロック長レベルです。北海道で一番偉い人、東北で一番偉い人、東関東で一番偉い人・・・等、そのレベルの方と1対1で面接となります。
内容はほとんど雑談でした。
「じゃあ、合格ね!」
そんなレベルでした(笑)
採用についてはマネージャーの方の給与にも関わってくるので、給与の締日等考慮された部分もあったと思います。
採用にはこういう裏事情もあるんですよ(笑)
まとめ
生命保険会社の面接についていかがでしたでしょうか。
他の転職面接ではなかなか聞かれないであろうことも聞かれます。
当然、準備していないようなことも聞かれますが、「少し時間もらっていいですか」のようなことにも対応してくれますし、ただでさえ出入りが激しい業界なので、よっぽどのことがない限り落とされません。
「ある程度準備する」レベルでも合格できます。
生命保険会社の面接を受ける方は参考にしてみてください。